レーシックの意外な歴史
視力を回復させるための手術として最近有名になってきた「レーシック」。今日行われているような最新技術を用いた手術が定着するようになってから、既に十数年ほどが経過しました。1990年代半ばにレーシックの主体であるエキシマレーザーが認可され、適用されるようになったのがはじまりです。その後、我が国でも2000年よりレーシックが行われるようになり、短期間で大きな広がりをみせてきました。
しかし、レーシックの根源にあたる目の角膜を矯正することで視力を回復する、という発想自体は実は1800年代にまでさかのぼります。また、日本でも既に1930年代に角膜の切開により近視の回復に成功しています。当然、上の例では現在のようなレーザーを駆使した技術はありませんでしたが、レーシックの根本的となる部分は、このようにかなり古くから存在してきたのです。
こうしてみると、レーシックは視力回復に関して、ある意味由緒正しい血筋を持った治療法だといえるのではないでしょうか。
歴史はというと、1990年にギリシャの眼科医師がこのレーシックを行ったのが初めです。その後1995年に、FDA(アメリカ食品医薬品局)がエキシマレーザーを使う手術を許可して以来、急速に広まり、今やアメリカでは毎年100万件以上の人がレーシック手術を受けているそうですよ。日本では2000年1月に当時の厚生省がエキシマレーザーによる矯正手術を認可しました。その年2万人の人が手術を受け、その後着実に増加しているようです。


